いずむうびい謹製戦争映画ベストテン
http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20161031
最近は年2回開催のワッシュさんのベストテン企画に参加しました.すでにコメント欄に投稿させていただいたので備忘録としてブログにも.あらためて探してみたら戦争映画っていろんな角度のものがあるんですね.新しめの作品を優遇する気質にあるので2000年以降の作品を中心に選びましたとさ.それでは10位から1位を発表.内容はあんまり語れないや.1回しか見てないものもそりゃあありますともさ.
第10位:パンズ・ラビリンス
戦争:スペイン内戦(1936-1939)
製作:2006年(スペイン)
監督:ギレルモ・デル・トロ
いきなり戦争映画と呼ばれたことをきいたことのない言わずと知れたギレルモ・デル・トロのダークファンタジー.こういう映画って日本じゃまず実写化できないじゃないですか.その希少価値だけで忘れがたいっていうか,普通にめちゃくちゃ面白かったよね.
第9位:気狂いピエロの決闘
戦争:スペイン内戦(1936-1939)
製作:2010年(スペイン)
2本つづけてスペイン内戦!そして内戦シーンは冒頭のみ!でももうこの画像だけで面白さわかるでしょ!面白い!イグレシア最高!
第8位:ジョニー・マッド・ドッグ
戦争:第二次リベリア内戦(1999-2003)
製作:2008年(フランス)
監督:ジャン=ステファーヌ・ソヴェール
画像に選んだドレス姿の少年兵が強烈に印象に残っているのでセレクション.それだけなの?と思われたならそれだけです!と答えよう.
第7位:麦の穂をゆらす風
戦争:アイルランド独立戦争(1919-1921),アイルランド内戦(1922-1923)
製作:2006年(アイルランド/イギリス)
監督:ケン・ローチ
戦争映画ベストテンときいてまずはじめに浮かんできたのがこれ.ケン・ローチ監督好きなんですよ.これと『この自由な世界で』(2007)はほんとうに好き.見返さないとなあ.
第6位:ローン・サバイバー
戦争:第二次アフガニスタン紛争(2001-現在)
製作:2013(アメリカ)
監督:ピーター・バーグ
ネイビーシールズ史上最悪の事件とされるレッド・ウィング作戦の映画化.ここら辺からはさすがに記憶が鮮明になってきました.これほど凄い「削り」の映画は見たことがない.心身ともに人間が擦り減っていく.それも屈強なネイビーシールズたちが.傑作でした.
第5位:ブラックブック
戦争:第二次世界大戦(1939-1945)
製作:2006年(オランダ)
監督:ポール・バーホーベン
バーホーベンがオランダ凱旋制作の映画.とてつもなく面白かった記憶がある.それなら内容を少しくらいはといきたいところですが面白かった想いのみが残っている所存でございます.
第4位:イングロリアス・バスターズ
戦争:第二次世界大戦(1939-1945)
製作:2009年(アメリカ)
これはね!さすがに語れます.語れますけどもここはやはり画像で納得していただきたい.ミルクをいただいてもよろしいかねの第1章はタランティーノの最高傑作と思う.ミスタぁ〜ラパディいトぅ〜
第3位:縞模様のパジャマの少年
戦争:第二次世界大戦(1939-1945)
製作:2008年(イギリス/アメリカ)
監督:マーク・ハーマン
3位だけどイチオシはこの映画.画像の通りナチス将校の息子と強制収容所の少年2人の友情を描いた作品.スーパーウルトラどんより映画です.
第2位:ハート・ロッカー
戦争:イラク戦争(2003-2011)
製作:2009年(アメリカ)
監督:キャスリン・ビグロー
好きなんですよねーこれ.ハートロッカーってスラングだけど「戦争 」そのものを言い当てた上手い言葉だなと.スナイパーする場面とか空気感と緊張感が描写されててほんとうに好き.
第1位:この世界の片隅に
戦争:第二次世界大戦(1939-1945)
製作:2016年(日本)
監督:片渕須直
日本には戦争=原爆って傷跡があるからどうしたって悲しくしかならないしそこから何かを見出そうなんてもう映画が担うことはないなんて思いがあったけれどそんなことはなかった.物語はまだまだやれる.そんな映画でした.
- この世界の片隅に
- ハート・ロッカー
- 縞模様のパジャマの少年
- イングロリアス・バスターズ
- ブラックブック
- ローン・サバイバー
- 麦の穂をゆらす風
- ジョニー・マッド・ドッグ
- 気狂いピエロの決闘
- パンズ・ラビリンス
以上.戦争映画ベストテンでした!