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いずむうびい

テキトーなブログ。

ブルシット!『クリード チャンプを継ぐ男』

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ロッキーシリーズは普通に好きなんだが,とくべつコレというのはなくって,「まぁ、ロッキーよね」などと思っているところがあった.そこへきてこの映画のボディブローは非常にきいた.脚にきた.これまでのロッキーを今さら愛するような気分にさせてもらえた.

だって…

《アポロの息子がボクサーでロッキーがコーチにつく》なんてストーリーはズルすぎるよ!反則!そんなん面白いに決まってる!

時の流れをうまく取り込んだストーリーは逆をいえば一発屋なところもあるんだけど,だからといってその他の描写も怠ってはいない.格闘技を始めとする現場を描いたきめ細かさよし,ボクシングだけではない何かに打ち込む生の実感よし,恋愛描写の甘酸っぱさよし,試合やトレーニングシーンの映像緩急よし,すべてにおいて文句なし!

対戦相手の戦績がどーんと現れるのも楽しかった.でもあそこで思ったんだがPFPという専門用語の略は伝わるんだろうか?気になったよ.「高校を出た話し方だな」っていうくらいだから,英語力的な魅力もあるのかなー.

あ,先に書いた「現場のきめ細かさ」には施設の少年たちを座らせるシーンとかライブハウスの暗さとかガヤガヤも含まれます.良かったよね.ああいうパイプ的なシーンが光ると映画は強固になっていくよね.試合への身なりを整えるテーピングみたいなもん.

というわけで,ロッキーシリーズまさかの7作目は,これまでの戦いが生み出した新たな戦いとその苦難への挑戦を描いた大傑作でした.ありがとうロッキー,ビアンカ,ドニー.アポロのステップがまた見たくなった!