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いずむうびい

テキトーなブログ。

咳をしても2人『ブリッジ・オブ・スパイ』

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スティーヴン・スピルバーグ監督×コーエン兄弟脚本作品.めっちゃ面白かったです.トップ中のトップのこのタッグには正直それほど心躍らせることなく淡々と劇場へ足を運んだのだけれど満足度高かったです.しっかりと映画を見たなぁ.そんな思いで満たされました.

1957年の米ソ冷戦下,とはいえ,それほど緊迫感を煽ってくることはない.銃撃も危険は危険なんだけど「当たり前のことを当たり前のようにやるだけ」ってな具合に「真摯」な映画だった.話を二転三転させつつ緊張と緩和が整っている.飛び道具を使わず基礎体力の高さのみで魅せてもらえた印象だ.画家スパイのおっちゃん・アベルのナチュラルに鍛え終えた体が妙にそそる.

◆好きだったやり取り
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「それで、あんた腕はいいのかい?」
「まぁ、かなりいいほうだよ」
「そうかい。過去に経験は?」
「……お互いはじめてだろ?」

このやり取りで「yes all right」と信頼関係を結べる2人が美しい.この場面で2人への思い入れがグッと高まります.それからパイロットのパワーズ,東ドイツで経済学を学ぶプライアーとアベルとは対照的な登場人物が出てくるけど,つくり手側の眼差しは完全にこの2人に向けられていたように思う.

人が自分に抱いているのが好意なのか嫌悪感なのか疑いなのか信頼なのか.そういうのが顔を見ると一発で分かるのが楽しかった.風邪を引いてからのドノヴァンのとにかく早く何とかしたい感が物語を乗せてくれました.ハイ.良い映画を見ました!