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いずむうびい

テキトーなブログ。

いずむうびい謹製2016年下半期映画ベスト

いずむうびい謹製2016年上半期映画ベスト - いずむうびい いずむうびい謹製2016年映画ベスト - いずむうびい 下半期ベストテンは年間ベストテンとほとんど変わらんので割愛.下半期に映画館で見た映画61本(洋画26本邦画26本アニメ9本)の中からいいなーと思…

いずむうびい謹製2016年映画ベスト

年間ベストの時節となりました.2016年映画館で見た新作映画は112本.レンタル配信等も含めると130本くらいの鑑賞になったでしょう.これは自分史上最高クラスの本数でした.お金使ったなー.ではベストテン. 2016年映画ベストテン ローグ・ワン/スター・…

選ばれし者ではなく自ら選んだ者たち『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

感想パート2 2D字幕吹替と2回見て感想かたまったので更新.エピソードⅣのオープニングクロールにあった「犠牲」とはどんなものがあったのか.犠牲を払うとはどういうことなのか.そもそも何のために払うのか.そしてその答えはいったいどのようなものなのか…

我とスターウォーズが共にあらんことを『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

スターウォーズは王道だ.同盟軍と帝国軍,ジェダイとシス,こんなにも分かりやすく壮大な図式は他にはない.王道が王道たりうるために必要なものを惜しむことなく搭載している完全装備の王道.それがスターウォーズだ. まさかの新作として登場した昨年のエ…

女子高生のカリスマから女子力の神へ!西野カナ『Just LOVE Tour』へ行ってきた。

西野カナが好きである.可愛いし声が伸びやかだし可愛い.11.26に全国アリーナツアーのゴール地点であるさいたまスーパーアリーナに遊びに行ってきた.ライブはとても素晴らしく楽しいひとときを過ごさせてもらった.はじめはちょっと鼻声かなと思ったけどバ…

いずむうびい謹製戦争映画ベストテン

http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20161031 最近は年2回開催のワッシュさんのベストテン企画に参加しました.すでにコメント欄に投稿させていただいたので備忘録としてブログにも.あらためて探してみたら戦争映画っていろんな角度のものがあるんですね.…

この世界に生まれてほんとうに良かった『この世界の片隅に』

主人公すずにとっては,18歳で嫁に行くことや毎日をやり繰りすることが戦争に対しての抵抗だった.戦争なんかに挫けてなるものか,暴力に屈してたまるものかという想いを抱いている人間が確かにその時代にいたのだという肝っ玉と説得力が素晴らしい.だから…

地球に落ちてみた男『溺れるナイフ』

原作はタイトルに何となく聞き覚えがある程度で通ってこなかったが映画はドンズバ.めちゃくちゃ面白かった.ことし31歳になる人間なので今さら若者の気持ちなんか理解するつもりないし,弱冠27歳の山戸監督の込めた想いや念の強さなどはボクよりもずっと下…

ボーン・ステートメント『ジェイソン・ボーン』

ざっくりボーンシリーズに感じている魅力を言うと「主従関係」という言葉に尽きる.ジェイソン・ボーンはCIAのある計画によって生まれた存在だ.その事実を突き止めたい真相を確認したいのがボーン側でそれを隠し通したい揉み消したいのがCIA側という対立構…

今度会うときもまたねと言おう『映画 聲の形』

繰り返される波紋の描写は「音の共鳴」であり,その音には発声だけではなく声にならない感情も含まれている.それぞれの「聲の形」が描かれている.自分という人間の輪の広げ方,自分のテリトリーをどこに置いてどこで線引きを行うのか.自分を象るのは他者…

そこに怒りはあるか『怒り』

東京・優馬のテーマは「哀しみ」だ.憶測になるが彼はきっと母の死を心の底から哀しむことができていなかった.どう受け止めていいのか,どう振る舞うべきなのか.分からなくて気持ちが落ち込んだ日には早くこんな日々が終わらないかななんて考えてしまって…

戀をしたのは『映画 聲の形』

恋をするとツラい.その気持ちがどういった仕組みでどんな作用を自分に及ぼしているのか分からなくてツラい.けれどそれは紛れもなく自分の気持ちで相手に対する自分の真っ直ぐな気持ちで処理できるのは自分自身でしかなくて. ツラいのに慣れてくると恋と向…

ヴィランズ・リジェクト『スーサイド・スクワッド』

映画を見るときの心構えとして序盤の20分ほどは掴みの時間でそこでの描写はその映画の方向性やある種のルールを説明してもらえる時間だと思っている.この時間に納得できるかどうかで映画を楽しむことができるかも大抵決まる. 『スーサイド・スクワッド』は…

しっちゃかめっちゃかになる『君の名は。』

カラオケへ行くと高確率で「泣く、泣く」という歌を聴かされるRADWIMPSの言葉を並び立てた感じが相当好きじゃなく,新海誠という作家にも何やら「触るなキケン」を感じて今までひとつの作品も見ていなかったのだけど,『君の名は。』が公開されるやいなや異…

残酷で、荘厳な、いちばん哀しいゴジラ『シン・ゴジラ』

これまでのゴジラシリーズの変遷と,現代日本の歴史,そして,庵野秀明という映像作家の歩んできた軌跡が神のいたずらのように交差した奇跡の大傑作!!こんな映画が見れるとは夢にも思わなかった!公開初日がたまたま休みだったので複数回鑑賞を敢行.2016…

おふたりさま『セトウツミ』

土居川をさーっと駆けていくオープニングカットからして,どこかへ向かっていく映画なのだろうなーなどとぼんやり思わされていたら,それから川沿いに居座る展開がつづいて「あー、そこに居続けるってのもイイもんだなー」って気付かされて,こんなに幸福な…

いずむうびい謹製2016年上半期映画ベスト

清原,舛添,センテンススプリング……激動の2016年も早いものでもうすぐ上半期を過ぎます.映画館で見た本数は51本,うちわけは邦画23本,洋画28本でした.例年より多め.邦画の割合は過去最多かもしれない.あくまで体感だけども今年は洋画の公開自体が少な…

コール・マイ・ライフ『WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ』

EDMがErectric Dance Musicの略だと知れて賢くなった気がしました.DJって,音を組み合わせることがメインでどちらかというと言葉を持たない音楽ってイメージなんだけど,この映画のDJには言葉があったなぁ.いわゆるパリピな人を見ててすごいなぁと思うのが…

物語の黒沢清化『クリーピー 偽りの隣人』

『クリーピー 偽りの隣人』感想主人公・高倉の設定に犯罪心理学を教える大学教授への付け加えで「元・刑事」が備わり,オープニングを使ってどのようなきっかけで元・刑事となってしまったのかが描かれる.わざわざオープニングを使ってである.原作への礼儀…

会いに行けるバケモン『貞子vs伽耶子』

「会いに行けるアイドル」に需要があるのは,アイドルとは本来会うことができない存在だからだ.会えないからこそ会いたいと潜在的/顕在的に強く求める層がおり,そんなアナタのお悩み解決しますと手招きした結果だ.では,それまで会うことのできなかった…

弱肉狂食『ヒメアノ〜ル』

安藤さんを見て脳裏をよぎるのは『タクシードライバー』(1976)だが,安藤さんはタクシードライバーにはならない.タクシードライバーのような劇的な幕切れはなく,ただただ膨張しただただ萎んでいく映画だった.今はタクシードライバーっつったら生田佳那…

青春歌留多漫画譚『ちはやふる‐下の句‐』

主人公・千早の情熱によってこの映画の「かるた」は生を受けていたから,先の『上の句』では,まずその情熱に取り掛かる手筈として周囲の人物を描いていたのだなと分かる今回の『下の句』でありました.意外性の上の句,普遍性の下の句.千早というキャラク…

凄い96発『アイアムアヒーロー』

花沢健吾原作映画.原作は何巻までかなー.とりあえず映画んとこよりもう少し先までは読んでる.キャスト的に無いのは分かってたけどエロ皆無だったのは残念.ドラマも展開が先走ってて「急に何言ってんだこいつ?」ってのが何度かあって荒削り感は否めない…

打ち克つということ『ルーム』と『スポットライト 世紀のスクープ』

『ルーム』ラジコンの場面でブリー・ラーソンの見せる眼差しが素晴らしい.子どもが子どもらしく遊んでいる.それを目の当たりにする自分は親らしい親なのだろうか.皆はいったいどうしているだろうか.そんなことが影を落としている眼差し.あらためてオス…

今その裏にある危機『ボーダーライン』

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品.『プリズナーズ』(2013)しか見ていないのだけど,撮影監督ロジャー・ディーキンスと組んだときは要注目確定.このタッグで製作中らしい『ブレードランナー2』(仮)へのワクワクが止まりません.ドゥニ・ヴィルヌーヴのフィ…

ゴーズ・トゥー・ジャスティスリーグ『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』

結論からいって超最高で今年のベストワンと今は言い張るけれど,んんん???ってなった場面はたくさんあった.まぁ,上映時間長いしね.歴史あるシリーズだしね.いろいろ思うわけよ.以下,すんなり楽しんでなかったときに思ってたこと箇条書き.マーサそ…

青春歌留多部活譚『ちはやふる-上の句-』

初日初回で鑑賞.若者が自らの心許なさを受け入れていくとっても清々しい青春映画でした!「詠まれた歌の札を取る」というシンプルな運動性は千早.古来からの歴史とそれゆえの間口の広さはカナちゃんと肉まん.神経戦の魅力は机くん.そして,歌に秘められ…

タランティーノの絶対性『ヘイトフル・エイト』

クエンティン・タランティーノ8th FILM.いつも監督作品の数なんて宣言してたっけ?たまたまこのタイトルになったから泊をつけるために8作目って言っておくか的な?まぁ,特に掘り下げることでもないけども.いやこの映画ちょー面白かったです.ゾクゾクした…

映画好きへ質問するときの留意点

長らく映画好き+Twitterをやっていると,同じようなケースに同じようにモヤっとしている姿をしばしば目にする.分かる分かる.見るたびにそう思うが,共感に終始して改善案や解決法など考えたこともなかった.世の中がそういう風にできているんだから宿命み…

慮る人『オデッセイ』

快作!すげー面白かった!3D字幕版MX4Dにて鑑賞です.先月地元に現れたMX4D.揺れたり吹いたりするの楽しいんだけど,スクリーンの光を強調するためにフラッシュさせたり,転ぶ主人公の衝撃をバシッと背中に伝えてきたり,やや品が無いと思う瞬間もある(笑…

恐怖のコントラストとコントラクト『残穢−住んではいけない部屋−』

めっちゃ面白かった!ことしは邦画をより楽しむために映画化が決まっている小説を何冊か読んでいて,この映画が読了済み鑑賞の第一弾だったんですが,早くも首位登場かといった感じです.個人的観測ではまちがいなく中村義洋監督の最高傑作.原作もかなり面…

冬の本気にたじろぐ〜最近見た映画

『オキュラス/怨霊鏡』鏡からの攻撃は鏡らしく「何かを見せること」で,幼少期の記憶と現在のシーンが入り乱れる構造はまさに鏡そのもの.呪いへの対として時折見せる主人公のなにクソ根性も対称的で素晴らしかった.去年見ていればベスト入り.『クリムゾン…

咳をしても2人『ブリッジ・オブ・スパイ』

スティーヴン・スピルバーグ監督×コーエン兄弟脚本作品.めっちゃ面白かったです.トップ中のトップのこのタッグには正直それほど心躍らせることなく淡々と劇場へ足を運んだのだけれど満足度高かったです.しっかりと映画を見たなぁ.そんな思いで満たされま…

2016年怪幕の朗報!『イット・フォローズ』

2016年の映画始め.いやー1本目からすごいもん見せてもらえた!大豊作だった去年見ていても確実にベストテンに選んでましたね.カメラの動きでドキドキしたりカットの切り替わりで目を見開いたりするのはやはりこんなにも楽しいものなのだと再認識しました.…

いずむうびい謹製2015年映画ベストEX

映画納め.例年,ベストテンつって作品のランキング発表してるだけなんだけど,ことしはそれだけじゃ勿体ない気がするんで,人物に特化したものも書き残しておこうと思う.【監督賞】まずは監督さん.見たあとに名前を覚えさせられた監督さんだったり,作品…

いずむうびい謹製2015年映画ベスト

2015年の映画ベストです.ことしはほんと楽しかった.年始から春先はアカデミー賞関連で盛り上がり,6月のフューリーロードが起爆剤だったのか何かが始まり,それから毎月のように年間ベストが更新される大盤振る舞い.これからこれを超える年はくるんだろう…

ブルシット!『クリード チャンプを継ぐ男』

ロッキーシリーズは普通に好きなんだが,とくべつコレというのはなくって,「まぁ、ロッキーよね」などと思っているところがあった.そこへきてこの映画のボディブローは非常にきいた.脚にきた.これまでのロッキーを今さら愛するような気分にさせてもらえ…